プロ野球選手の引退後の生活について

ベンチ入り

華々しい職業として知られるプロ野球選手ですが、その引退後の生活はあまり知られていません。第一線で活躍した選手であればそのまま球団に残って監督やコーチとして後進の指導をする道も開かれますが、その他の選手たちは自力で活路を見出さなくてはならないのです。

また、現役中に主力選手であったとしても指導者としての適正がなければ残ることはできません。そのため、プロ野球選手の多くは引退後に様々な方面へと転職することになります。

スター性に恵まれた選手の中にはテレビタレントとして第二の人生をスタートさせる人もいますし、飲食店経営など全くの畑違いの分野に挑戦する人もいます。その他、卓越した運動神経を活かして別のプロスポーツ選手を目指す人なども存在しています。

プロ野球の世界は体力的な問題から一般的な会社員よりも働ける期間が短いため、その後の人生の方が長くなることがほとんどです。現に、プロ野球選手の中には予想外の怪我などで20代前半にして引退を余儀なくされる人も少なからず存在しています。

活躍次第で人気者になれて年俸も高額なプロ野球選手ですが、引退後の人生はかなりシビアと言えます。引退後もプロ野球の世界で生活ができる選手はごくわずかなのです。