プロ野球で優勝するチームの傾向について解説します!
プロ野球の過去のデータを参照して、優勝するチームについて解説すると、基本的には防御率が高いチームが優勝する傾向が強いと言えます。一般に投手の能力が高いと優勝しやすいですが、防御率が高いチームであれば、投手の能力が低くても優勝したチームもあります。
例えば、2011年の中日ドラゴンズはチーム打率が0.228と貧打ながら、投手力が安定していたために優勝することができました。観戦していて面白い野球を中日がしていたわけではありませんが、勝つ野球をしていました。
観戦していて面白いチームと、強いチームというのは関係がないのです。
もしもブックメーカーで勝敗予想をする機会があれば、絶対に投手力が安定したチームを予想すべきでしょう。
人気があるから強い、ホームランバッターが多いから強豪チームということではありません。ブックメーカーではそのようなチームを予想してしまいがちですが、それでは的中率が下がってしまいます。
ホームラン王など個人で打撃力があるチームも優勝できるわけではありません。単発で得点を取るよりも、チームプレーとして的確に得点を積み上げるチームが優勝しやすい傾向にあるのです。この傾向は、セリーグについてもパリーグについても同様です。
防御率が高いプレー、打点や打率、奪三振など全ての項目に置いて高い成績を収められれば、確実に優勝できる確率が高まります。ただ、そのようなチームはありません。
過去のデータを参照して優勝チームと2位以下のチームを比較すると、優勝するチームというのは、2位以下のチームよりも圧倒的に投手力が勝っています。